始球式なぜMISAMO?人選の理由は?ドジャースVS阪神の考察

3月16日に東京ドームで開催されるドジャース対阪神戦の始球式に、TWICEの日本人メンバーで構成されたサブユニット「MISAMO」が登場することが発表されました。
これに対してネット上では「なぜMISAMO?」「もっと適任者がいたのでは?」といった疑問の声が多く見られます。
今回は、この人選の背景や意図について考察してみたいと思います。
そもそも始球式とは?
MISAMOの始球式⚾️
— ツウィよりのオルペン (@twice8888832596) March 16, 2025
かわいかった!!💞
#MISAMO #MLBTokyoSeries #始球式 @JYPETWICE_JAPAN pic.twitter.com/UJU5jlMSFl
始球式といえば、その試合の幕開けを飾る大事なセレモニー。
多くの場合、野球にゆかりのある選手や著名人、話題の人物が登場することが多いですが、時には意外な人選も話題を呼びます。
今回のMLB東京シリーズでも、
- 3月15日(第1試合) 村上雅則(日本人初のMLB選手)
- 3月15日(第2試合) 村上隆(現代美術家・映画監督)
- 3月16日(第1試合) MISAMO(TWICE日本人メンバーのユニット)
- 3月16日(第2試合) 高橋尚成(カブスOB)
- 3月18日 福留孝介(元MLB選手)
- 3月19日 上原浩治(元MLB選手)
といった顔ぶれになっています。
MISAMOだけが異色の存在に見えるため、ファンから「なぜ?」という声が上がるのも無理はありません。
なぜMISAMOが選ばれたのか?

では、なぜMLBの試合の始球式にMISAMOが選ばれたのでしょうか?
① エンタメ要素の強化
MLBの開幕シリーズは単なる野球の試合ではなく、スポーツとエンターテインメントを融合させたイベントとしても注目されます。
過去にはメジャーリーグの試合でハリウッドスターや有名アーティストが始球式を務めることもあり、今回もその流れに沿ったものと考えられます。
MISAMOはTWICEの日本人メンバーによるユニットで、K-POPの影響もあり国内外で高い知名度を誇ります。
特に若年層のファンが多いため、球場に足を運ぶ層を広げる狙いがあったのではないでしょうか。
② MLBのマーケティング戦略
MLBは日本市場を重要視しており、特に若い世代へのアピールを強めています。
MISAMOはJYPエンターテインメント所属ですが、日本人メンバーのみのユニットであり、日本の音楽ファンにも親しみやすい存在です。
また、TWICEは韓国の事務所所属ではあるものの、日本でも根強い人気を誇り、東京ドーム公演も成功させていることから、知名度の面でも十分な影響力を持っています。
③ MLBの「Exhibition(プレシーズン)」ならではの人選
今回の試合は公式戦の開幕シリーズではあるものの、MISAMOが登場するのはプレシーズンマッチの一環です。
つまり、「純粋な野球の試合」というよりは「エンタメ性を持たせたイベント」という側面もあるため、必ずしも野球関係者が選ばれる必要はないのかもしれません。
ネットSNSの反応と考察

SNS上では、次のような意見が目立ちます。
- 「野球に関係ある人を選ぶべきだったのでは?」
- 「MLBと縁のある日本人メジャーリーガーの方がふさわしかった」
- 「JYP所属なら乃木坂や他の日本のアイドルグループでもよかったのでは?」
- 「韓国系アーティストが選ばれたのが気になる」
- 「MISAMOは好きだけど、この人選には疑問」
たしかに、始球式は野球と縁のある人物が務めることが多いので、元MLB選手や野球に関わる著名人が選ばれなかったことに違和感を覚える人がいるのも納得です。
しかし、興行としての側面を考えると、MISAMOの起用はエンタメ的な盛り上がりを意識した結果とも言えます。
特にMLBが日本の若年層へのアプローチを強めていることを考えると、単に「野球界の功労者」だけでなく、「今のトレンドに合った人選」も考慮されたのかもしれません。
まとめ!エンタメとスポーツの融合が狙いか
今回のMISAMOの始球式は、純粋な野球ファンにとっては「なぜ?」と感じる人選だったかもしれません。
しかし、MLB側がエンターテインメント性を強化し、より幅広い層をターゲットにしていることを考えると、この人選にも一定の狙いがあると考えられます。
ネットでは賛否両論があるものの、結果的に話題性を生んでいることは確か。
MLBのマーケティング戦略としては、ある意味成功しているのかもしれません。


