水ダウ!どの場面?ひょうろくドッキリの小学校はどこ?実在したため謝罪

TBSの人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』で放送された芸人ひょうろくさんのドッキリ企画が、予想外の騒動を引き起こしました。
番組内で実在する小学校名が登場し、視聴者の間で話題に。最終的にTBSが謝罪する事態となりました。
一体何が起こったのか、詳しく見ていきましょう。
ひょうろくさんのドッキリ企画とは?

2月19日に放送された『水曜日のダウンタウン』では、「ひょうろく人間性最終チェック」という企画が実施されました。
このドッキリは、芸人ひょうろくさんの甥っ子がいじめを受けているという設定で、その状況を目の当たりにしたときにどんな反応をするのかを試すという内容でした。
しかし、このVTRの中でひょうろくさんのお兄さん(ドッキリの仕掛け人)が、リアリティを出すためにアドリブ?なのか実在する小学校の名前を口にしてしまったのです。
問題の実名が出た小学校はどこか?ひょうろくさんの地元

今回の放送で登場した小学校の名前については、番組内で実在する学校名が使用されていたことが指摘されました。
放送直後からSNS上で「この学校は実際にあるのでは?」と話題になり、調査の結果、鹿児島県内の小学校の名前が出ていたことが判明しました。
詳細な学校名についてはプライバシー保護の観点から公表されていませんが、視聴者の中にはすぐに特定できた人もいたようです。
番組制作側は、演出上の設定であり、実在の学校とは一切関係がないと強調しましたが、実際の学校関係者や保護者からの抗議を受ける形となり、TBSが謝罪に至りました。
実在する小学校名が登場し、視聴者の間で波紋
番組放送後、一部の視聴者が「出てきた小学校名が実在する学校では?」とSNSで指摘。
この情報が広まり、実際に名前が挙がった学校や関係者からも「誤解を招く内容になっている」と指摘がありました。
特に、VTRの内容が「いじめ」というデリケートなテーマを扱っていたため、実際の小学校と結びついてしまうことで、不本意な誤解や偏見を生む可能性が指摘されました。
TBSが謝罪文を発表
— 水曜日のダウンタウン (@wed_downtown) February 25, 2025
この騒動を受け、TBSの公式X(旧Twitter)が2月25日に謝罪文を発表しました。
「VTR内において実在する学校名を挙げた上で「いじめを題材とした架空の設定」を演出、放送いたしました。放送後、実在する学校およびご関係者様より、「現実と架空の区別が曖昧な放送内容で、誤解や偏見が助長される事態を引き起こしかねない」という趣旨のご指摘をいただきました」
さらに、
「今回番組で放送した内容は、実在する小学校および児童とは一切関係のない「演出上の架空の設定」でした。実在する小学校の在校生と保護者の皆様方、教員の皆様方、および関係者の皆様方にご不快な思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます」
とコメント。
小学校の実名が出た問題のシーンはどの場面だった?

問題となったシーンは、ひょうろくさんとひょうろくさんのお兄さん、そしてドッキリの仕掛けとして登場した「隠し子」との会話の中で発生しました。
喫茶店で初めて顔を合わせた3人が会話を進める中で、ひょうろくさんのお兄さんが
「うん小学1年生あの○○の○○小学校」
と、甥っ子が通っているという設定の小学校名を口にしてしまいました。
このシーンは、リアリティを高めるためひょうろくさんの地元の地名が演出として含まれたものの、実在する学校名が使われたことにより、現実の学校と関連付けられる誤解を招く結果となってしまいました。
問題のシーンはTVerではカット
この騒動を受け、現在TVerなどの見逃し配信では問題のシーンがカットされていることが確認されています。
そのため、リアルタイムで放送を見ていなかった視聴者の中には、この問題に気付かなかった人も多かったようです。
今回の騒動の背景とネットの反応

この件について、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っています。
- 「アドリブだったなら仕方ないけど、学校名を出すのはまずかったね」
- 「ひょうろくさんが悪いわけじゃないけど、制作側はチェックしなかったのかな?」
- 「水ダウらしいドッキリだったけど、ちょっとやりすぎだったかも」
ひょうろくさんのお兄さんは一般人であり、リアリティを出そうとした結果、実在の学校名が出てしまった可能性があります。
しかし、こうした番組制作のリスク管理について、改めて考えさせられる事態となりました。
まとめ
『水曜日のダウンタウン』のドッキリ企画で、実在する小学校名が登場してしまい、TBSが謝罪する事態となりました。
問題のシーンはすでにカットされていますが、今回の件をきっかけに、バラエティ番組の演出と現実の線引きについて議論が深まることになりそうです。
今後、こうしたトラブルを防ぐために、制作側の慎重な対応が求められそうですね。

