サザエさん放送終了⁉理由は?四国放送徳島県で打ち切りはなぜ?

「えっ!? サザエさん終わるの!?」と驚いた方、多いんじゃないでしょうか。
今回、徳島県の四国放送で長年親しまれてきたアニメ『サザエさん』が、3月31日をもって放送終了となることが話題になっています。
月曜の午前中にふとテレビをつけると流れていた、あのほのぼのアニメ。
徳島ではこの“ちょっとズレたタイミング”でサザエさんが放送されていたことをご存知でしたか?
今回は、その突然の終了のウラにどんな事情があるのか、じっくり掘り下げてみたいと思います。
四国放送での“月曜朝のサザエさん”が放送終了へ

全国的には「日曜夕方6時半=サザエさん」というイメージが定着していますが、実は四国放送(徳島市)では月曜の午前10時55分という、ちょっと異色の時間帯で放送されていました。
というのも、四国放送は日本テレビ系列。フジテレビ系列の番組であるサザエさんは“遅れネット”での放送だったんですね。
そんな中、3月31日(月)の放送をもってサザエさんの放送が終了することが、番組表で「終」マークとともに明らかになりました。
サザエさん放送終了の理由は「編成上の都合」…どういうこと?

四国放送によると、今回の終了は「フジテレビの影響ではなく、編成上の都合」だとのこと。
「え?それってどういう意味?」と気になるところなので、少し深掘りしてみましょう!
① 徳島では“関西テレビが観られる”エリアが多い?
徳島県の一部エリアでは、関西広域圏の放送(関西テレビや読売テレビなど)を受信できる地域もあります。
つまり、関西テレビ(フジテレビ系列)を通じて、リアルタイムでサザエさんを観ている人も少なくないというわけです。
そうなると、四国放送での月曜朝の“遅れ放送”は、ある意味「補完的な役割」だったのかもしれません。
視聴スタイルが多様化する中で、「もう必要ない」と判断された可能性は高そうです。
② 編成の自由度アップが目的?
過去の四国放送は、なんと「サザエさん」や「ドラえもん」、「水戸黄門」から「徹子の部屋」まで、系列にとらわれずいろんな人気番組を放送していた“テレビのセレクトショップ”のような存在でした。
しかし、地デジ移行以降は日本テレビ系列の番組編成がメインに。
今回の終了は、長年続いていた「他局の人気番組の枠」を縮小し、よりフレキシブルで地元志向の編成に舵を切る流れの一環なのかもしれません。
③ 広告やスポンサーの変化も関係ある?
サザエさんといえば、かつては「東芝」の一社提供で有名でしたよね。
2018年以降は複数社の提供になりましたが、地方局ではそのスポンサー構成の変化に伴って、番組の買い取りが難しくなるケースもあるようです。
一部の視聴者からは「昔は徳島県東芝会のCMも流れてたよね」なんて懐かしい声も。
もしかすると、スポンサーや広告枠の調整も、放送終了の背景にあるのかもしれませんね。
とはいえ、サザエさんは“徳島で完全に消える”わけじゃない!

ここでひとつ安心できる情報も。
徳島県の一部エリアでは、関西テレビ(フジテレビ系列)が映るため、引き続き日曜夕方にサザエさんを視聴することが可能です。
さらに、ケーブルテレビ経由でも視聴できるケースがあるので、「徳島ではもうサザエさんが観られない!」というわけではありません。
今後の四国放送はどうなるの?

「じゃあ、サザエさんの枠、今後は何やるの?」と気になりますよね。
四国放送の発表では、「今後はフレキシブルに番組を編成する予定」とのこと。
つまり、固定されたアニメの再放送枠ではなく、その時々で話題の番組や地域密着型のコンテンツが登場する可能性もありそうです。
もしかすると、昔の“系列外番組の宝庫”に少しだけ戻るような、新たなチャレンジが始まるのかもしれません。
まとめ!サザエさんは終わるけど、終わらない。
四国放送でのサザエさんの放送は、長い間徳島県民の生活に寄り添ってきた存在でした。
月曜の朝、ちょっとゆるくて優しい時間を届けてくれた“あの時間”がなくなるのは寂しいけれど…
サザエさんは、まだまだ全国で元気に放送中!
徳島でも、場所や手段を変えて観られる方法はあります。
四国放送は次の一歩へ。
地域密着の新しい番組との出会いにも、ちょっと期待してみたくなりますよね。
昔ながらの番組が終わると、時代の移り変わりを感じてしまうけれど、
また新しい風が吹いて、面白いものが生まれてくるかもしれません。
ではまた、“ちょっと気になる話題”でお会いしましょう〜!




