川崎希が行ったNIPT検査とこれから行う羊水検査とは?何がわかる?

元AKB48で実業家の川崎希さんが、第3子の妊娠を発表したのはつい最近のこと。
でも、その後の出生前診断(NIPT)についての報告が話題になっています。
「NIPT検査で陽性ってどういうこと?」
「羊水検査って何?安全なの?」
と、気になる人も多いのでは?
そこで今回は、NIPT(新型出生前診断)と羊水検査について、なるべく専門用語を使わずに分かりやすく説明していきます!
川崎希さんが受けたNIPT検査とは? どんなことがわかるの?

最近、妊娠中の検査として話題になっているNIPT。
でも、
「どんな検査なの?」
「本当に必要なの?」
と疑問に思う人も多いはず。ここでは、NIPT検査についてわかりやすく解説していきます。
★ NIPT(新型出生前診断)って何?
NIPTは、妊娠初期のママの血液を調べることで、お腹の赤ちゃんの染色体異常の可能性をチェックする検査。注射一本でできるから、妊婦さんの体への負担が少ないのがポイント。
特に、以下の3つの染色体異常のリスクを調べることができます。
- 21トリソミー(ダウン症候群)
- 18トリソミー(エドワーズ症候群)
- 13トリソミー(パトウ症候群)
どれも赤ちゃんの発育や健康に影響を与える可能性のある染色体異常。
でも、大事なのは「NIPTは確定診断じゃない」ということ。
また、NIPTでは偽陽性が出ることもあり、例えば胎盤に染色体異常があり赤ちゃん自身には影響がないケースなども報告されています。
そのため、陽性の結果が出た場合でも、必ず羊水検査などの確定診断を行うことが推奨されています。
つまり、「陽性だから100%その病気がある」とは限らないんです。
★ NIPT検査の「陽性」ってどういうこと?
「陽性」って聞くと「確定」と思ってしまいがちですが、実はそうではありません。NIPTで陽性が出ても、実際に赤ちゃんに異常がある確率は状況によって変わります。
例えば、18トリソミーの陽性の場合、実際に赤ちゃんがその病気を持っている確率は40〜90%くらいと報告されています。
これは母体の年齢や検査機関によって異なるため、結果を慎重に判断する必要があります。だからこそ、NIPTで陽性だった場合は、次に「確定診断」をする必要があるんです。
川崎希さんが受ける羊水検査って何?NIPTとの違いは?
NIPT検査の結果が陽性だった場合、多くの人が次に選ぶのが羊水検査。
でも、NIPTとは何が違うのか気になりますよね?
ここでは、その違いや羊水検査の特徴を詳しく見ていきます。
★ 羊水検査とは?
羊水検査は、お腹の赤ちゃんの細胞が含まれた羊水を採取して、染色体の状態を直接調べる検査。
NIPTは「可能性」を調べる検査だったのに対し、羊水検査は「確定診断」ができるんです。
★ 羊水検査のやり方は?
羊水検査は、妊婦さんのお腹に細い針を刺して、羊水を少しだけ採取します。
想像するとちょっと怖いかもしれませんが、実際の手技は熟練した医師が行うので安全性は高め。
でも、ごくまれに流産のリスク(約0.1%〜0.3%)があるので、慎重に考える必要があります。
★ どんなことがわかるの?
羊水検査では、NIPTで調べられる3つの染色体異常に加えて、ほぼすべての染色体異常がわかります。
また、細かい遺伝子レベルの異常や、性別も確定診断が可能です。
出生前診断って受けるべき?

出生前診断は、すべての妊婦さんが受けるわけではありません。
特にNIPTは、年齢が高めの妊婦さんや、過去に染色体異常の赤ちゃんを妊娠したことがある人がよく受ける検査。
ただし、検査を受けるかどうかは個人の考え方次第。中には「結果を知るのが怖い」という人もいるし、「早めに知ることで心の準備をしたい」という人もいます。
川崎希さんの場合、NIPT検査を受けた後に陽性という結果が出たことで、より詳しく調べるために羊水検査を受けることになったわけです。
まとめ:NIPTと羊水検査の違いは?
NIPT(新型出生前診断) | 羊水検査 | |
---|---|---|
検査方法 | 母体の血液を採取 | お腹に針を刺して羊水を採取 |
何がわかる? | 染色体異常の「可能性」 | 染色体異常の「確定診断」 |
リスク | なし(採血だけ) | ごくまれに流産のリスクあり(0.1%〜0.3%) |
結果の精度 | あくまで可能性を示す | ほぼ100%確定診断 |
川崎希さんのように、NIPTで陽性が出た場合は、より詳しく調べるために羊水検査を受ける人が多いです。
もちろん、最終的にどうするかは家族でしっかり話し合うのが大切。
妊娠は喜びと不安が入り混じるもの。だからこそ、どんな選択をするにせよ、ママと赤ちゃんのことを最優先に考えていきたいですね!


