ドジャース戦に宮迫!メジャー始球式の権利はどうすれば手に入る?

2025年5月、アメリカ・アリゾナ州の球場で行われたドジャース vs ダイヤモンドバックス戦。
この試合でひときわ注目を集めたのは、なんとあの宮迫博之さんの“登板”でした。
「え? 宮迫がメジャーのマウンドに立ったの!?」
SNSには驚きの声が相次ぎました。
今回は、その裏側にある“始球式の仕組み”と“なぜ宮迫さんだったのか”を、わかりやすく解説していきます。
宮迫が始球式に登場した背景とは?

今回の試合は、ドジャースの本拠地ではなく、ダイヤモンドバックスのホームゲーム。
そして、この始球式の枠を手にしていたのは、日本のEC企業「ロコンド」の田中裕輔社長でした。
試合前のセレモニーで登場したのは、社長本人ではなく、まさかの宮迫さん。
その理由はというと、以前から二人にはビジネス上のつながりがあり、YouTube活動やプロモーションでも協力関係にあったことが背景にあるようです。
どうやら今回は、社長がその“枠”を宮迫さんに譲ったことで、実現した夢のマウンドだったようです。
メジャーの始球式の権利は「お金」で手に入る?

「始球式って、誰でもできるの?」
こんな疑問が浮かびますが、実はメジャーリーグでは始球式の権利がチャリティーや企業スポンサー枠などで提供されることが少なくありません。
たとえば2020年に実施された『ALL IN CHALLENGE』では、たった10ドル(約1100円)の寄付で、ワールドシリーズ開幕戦の始球式ができる抽選に参加できるチャンスもありました。
他にも、企業がスポンサーになって権利を取得し、社長や関係者、あるいは話題性のある人物を登板させることは珍しくないのです。
宮迫さんが選ばれた理由とは?ネットでは疑問の声も
ネット上では、
「なんで宮迫?」
「もっと他にふさわしい人がいたのでは?」
という声も多数見られました。
ですが、ここで重要なのは田中社長と宮迫さんの関係性。
ロコンドは過去にも宮迫さんをCMに起用したり、YouTubeとのコラボ商品を展開するなど、継続的に支援してきました。
つまり今回の起用は、単なる“友達ノリ”ではなく、ビジネスの延長線上にある戦略的な判断だったと見ることもできるのです。
広報の観点から見ても、
「社長が投げるより、話題になる人に投げてもらう方が効果的」
という狙いもあったのではないでしょうか。
メジャーの舞台に立てるのは有名人だけじゃない
実は、始球式は必ずしも有名人だけのものではありません。
チャリティーに参加した一般の方が選ばれることもあり、現地では家族連れのパパや学生が登場することも珍しくありません。
ある家族は、球団のクレジットカードのポイントをためて始球式を実現したという話も。
つまり、「メジャーのマウンドに立つ」という夢は、手を伸ばせば届くチャンスがあるんです。
チャリティイベントや応募情報に注目しておけば、意外と現実になるかもしれません。
“誰が投げるか”よりも“どう投げたか”

もちろん、ネットの反応はさまざま。
「不祥事があった人を出すのはどうなんだ」という声もあれば、「本人が頑張ってきた結果だからいいのでは」という見方も。
ただし、今回の件で忘れてはいけないのは、「メジャーのマウンドに立つ」というのはただのお遊びではなく、現地ファンや選手の前で投げる“特別な経験”だということ。
緊張の中、きちんと投げ切った宮迫さんの姿は、ある意味で覚悟の現れだったのかもしれません。
まとめ!始球式に立つチャンスは意外とあなたの近くにも
今回の宮迫さんの登板は、いろんな意味で話題になりましたが、その裏には
「権利を得る仕組み」
「人選の理由」
「世間の受け止め方」
など、考える材料がたくさんありました。
そして何より、「メジャーリーグの始球式って、遠い世界の話じゃないかも」と感じさせてくれた出来事でもありました。
あなたも、いつかマウンドに立つ日がくるかもしれませんよ?