「生命のリレー」を務めた長谷川白紙ってどんな人?性別は?なぜ天才と言われる?

4月13日に開幕した大阪・関西万博。開会式のオープニングプログラム「生命のリレー」がネット上で大きな話題になっていますね。
「なんかすごかった…」「音楽のレベル高すぎない?」なんて声がXにも続々と上がる中、特に注目されているのが、この音楽を手がけた長谷川白紙さんという人物。
「誰?」「天才って聞いたけど、何者なの?」と気になって検索しちゃった人、多いんじゃないでしょうか。
今回はそんな白紙さんの素顔に、ちょっと深く迫ってみたいと思います!
まずはざっくり長谷川白紙さんのプロフィール!
- 名前:長谷川 白紙(はせがわ はくし)
- 生年月日:1998年12月21日(26歳)
- 職業:シンガーソングライター、作曲家
- 学歴:国立音楽大学 コンピュータ音楽専修 卒業
- 活動開始:2016年(SoundCloudなどでネットシーンから)
- レーベル:Brainfeeder(2023年〜)
- 音楽ジャンル:ブレイクコア、ジャズ、エレクトロニカ、テクノ、現代音楽 etc…
ひとことで言えば、「ジャンルに縛られない型破りな音楽家」。
しかも、ネットで見つけた音を片っ端から聴きあさり、ジャズも現代音楽もごちゃ混ぜにして、気づいたら世界が注目するアーティストにまでなってしまった人なんです。
性別は?…という疑問に対して
これは正直、よく検索されてる話題。でも白紙さんご本人がSNSでこんなことを投稿していました。
「私のことを“男”とか“彼”って呼ばないでって、実際全然言えないし…」
「自分の中に“男性性”を見つけてくれるのはうれしい。でも、わかりやすく分類されるのはつらい」
……って、すごく丁寧に、でも正直に語られていて。
つまり、「男性」として扱われることに違和感を持っていて、「性別で人を定義しないでほしい」っていう考えの方なんですよね。
だから、白紙さんを知るには「性別はどっち?」よりも「どんな感性を持ってる人?」っていう視点で見ていくのが合ってる気がします。
どうして「天才」と言われるの?
これも不思議に思う人、多いですよね。
でも理由はわりとシンプルで、「音楽の作り方があまりにも異次元」なんです。
白紙さん、実は4歳からピアノを始めて、小学生の頃にはすでに「作曲」みたいなことをやっていたらしいんです。
もちろん、作曲の専門的なレッスンを受けていたわけじゃないのに、和音の重ね方とか独特なセンスを自然に育てていった感じ。
中学生の頃、先輩の家でラヴェルのピアノ曲を聴いた瞬間、音楽の奥深さにガツンと衝撃を受けて……そこからはもう、音楽に取り憑かれたような日々。
例えば、ジャズのCDを中古ショップでジャケ買いして、変拍子に感動したり。
エレクトロニカのアーティストを2ちゃんねる(!)で調べまくってYouTubeで聴きあさったり。
他人のコピーをしながらも、「自分だけの音ってなんだろう?」をずっと追い求めてきた人なんです。
音楽に対する向き合い方が、ちょっとすごすぎる
白紙さんの音楽観って、ちょっと哲学っぽいところがあって。
ある日、風邪をひいてる状態でライブに行ったら、大好きだったアーティストの音がまったく響かなかった。でも、あとでCDを聴き直したらやっぱり最高だった——という体験から、
「音楽って、耳で聴くものじゃなくて、脳が作り出しているものなんじゃないか」
って考えるようになったんですって。
それ以来、自分の中で「知覚」「認識」「構造」みたいなことをめちゃくちゃ掘り下げて、音の在り方そのものに挑戦していくようになったそう。
だから、白紙さんの音楽って「ただおしゃれ」「なんかカッコいい」だけじゃなくて、「これは一体どうなってるんだ!?」って、頭がぐるぐるするような音の連続だったりするんですよね。
「生命のリレー」が話題になった理由もそこにある!
今回の大阪・関西万博の開会式で流れた「生命のリレー」も、まさにそういう“音のマジック”が詰め込まれてる楽曲でした。
「自然とテクノロジー」
「人と人とのつながり」
「見えないものの大切さ」
みたいな、万博のテーマを音楽で表現するって、並大抵のことじゃない。でも、白紙さんの音楽は、そういう“言葉にできない感覚”をちゃんと音で伝えてくるんですよ。
誰にも真似できないし、正直、真似しようとも思えない(笑)。
だからこそ、「天才」と呼ばれるわけですね。
“顔出しNG”のアーティストが見せた勇気

ちなみに、これまでずっと顔出しをしてこなかった白紙さんですが、2024年5月に初めてアーティスト写真を公開しています。
本人いわく、
「これはプロモーション戦略じゃない。自分の顔を撮られるのが本当に怖かった」
という理由。でも、それでも公開を決意した背景には、「ありのままの自分と向き合いたい」という想いがあったようです。
こういうところも含めて、すごく人間味があるし、「音楽だけじゃなく、生き方そのものがアートなんだな」って思わせてくれるアーティストですよね。
まとめ“音楽の天才”は、ジャンルも常識も飛び越えていく
というわけで、「生命のリレー」で話題になった長谷川白紙さんについてご紹介してきました!
- 性別の枠に収まらない感性の持ち主
- 幼少期から音に夢中で、ジャンルを問わず吸収してきた
- 音楽=脳が作り出すもの、という独自の世界観
- 現代音楽からJ-POPまで横断するスーパーマルチアーティスト!
気になって調べた人が「うわ、こんな人だったの!?」とビックリすること間違いなし。
これからさらに注目されていくと思うので、ぜひ白紙さんの音楽、チェックしてみてくださいね!

