なぜ2週間も?F35ステルス戦闘機が高知空港に!何があった?修理中?理由は?

高知空港(高知龍馬空港)にぽつんと佇む「F35ステルス戦闘機」が、なかなか飛び立たないって話題になってますね。
しかも、緊急着陸してからもう2週間以上。これには「なんでそんなに時間かかるの?」って疑問の声がたくさん上がっています。
中には「ただの整備じゃないの?」「抗議する必要あるの?」なんて声もチラホラ。
今回は、そんなF35がなぜ長期間そこにいるのか、考えられる理由や今後の見通しについて、ちょっと一緒に考えてみましょう。
まず、F35ってどんな機体?

「F35って聞いたことあるけど、なんだっけ?」って方のために軽くおさらい。
- 最新鋭のステルス戦闘機
- 超高性能だけど、めちゃくちゃデリケート
- 1機150億円超とも言われる“空飛ぶ高級車”
このF35、ちょっとした不具合でも即・地上待機という慎重運用がされているんです。
例えば、エンジンまわりの異常ランプが点くだけでも、すぐに安全確認して飛ばさない、というのが基本スタンス。
なぜ2週間もかかってるの?修理中?理由は?
5日ぶりに空港へ戻ってきました。
— たけなかフォト✈️ (@takenaka_photo_) April 9, 2025
そして例の子、F35ステルス戦闘機はまだ居ます😂
ここ数日エンジンを試運転を繰り返しているようですが火を噴いているんですよね、これって良くない状態なんでしょうか😅 pic.twitter.com/Sngkj8Fvqb
さて本題。
3月下旬に高知空港へ緊急着陸したF35が、なぜまだそこにいるのか。ポイントは以下の3つが考えられます。
① エンジンの重度トラブルの可能性
目撃情報などから、エンジンが取り外されているとの話もありました。
戦闘機のエンジンって、自動車みたいに「ちょっとパーツ交換でOK!」みたいな簡単な話じゃありません。
特にF35のエンジンは、アメリカ本国のライセンスが絡んでいて、整備できる技術者も限られます。
整備員や部品を岩国基地や三沢基地から空輸する必要があり、それだけでも数日〜1週間は当たり前。
② 部品の在庫問題
F35はまだ新しい機体なので、日本国内に部品のストックが豊富にあるわけじゃないんです。
もし在庫がなかったらアメリカから取り寄せ…となると、部品が届くまで飛べない状態が続くのは当然の流れ。
しかも軍用機って、一般の物流みたいに「Amazonお急ぎ便」ってわけにいかないので、輸送にも時間がかかります。
③ 軍事機密があるため情報を出せない
「何の整備してるの?」「いつ飛び立つの?」という質問に答えないから不信感が…という声もあります。
ただ、これには軍事的な機密の壁があります。
F35の整備内容って、相手国に技術や故障傾向を知られたら困るレベルの秘密が多くて、たとえ日本の空港でも詳細を公開できないのが実情なんですね。
抗議活動が起きた背景には何が?
一部市民団体が「軍事利用はダメ!」と声を上げていますが、今回のような緊急着陸は国際的にも当然の措置。
とはいえ、高知県では過去に米軍機の低空飛行訓練で不安な思いをした人もいるらしく、過敏になるのも理解はできます。
ただ、コメント欄などを見ていると、「抗議している人の中には、他県から来ている人も多いのでは?」という声もあり、「地元民の総意」かどうかはちょっと微妙な印象もありますね。
今後どうなる?いつ飛び立つの?
現時点では米軍側も「整備完了後、安全が確認でき次第離陸」と説明しているようです。
可能性としてはこんな感じです。
- あと数日以内に整備完了→離陸(一番望ましいパターン)
- 部品待ちでもう少し長引く可能性あり
- 最悪の場合は輸送で岩国へ戻すシナリオも?
ただし、仮に飛ばすとしても、安全が100%確保されるまで飛ばさないのは確実。
無理して事故になるより、「きっちり整備してから飛ぶ」方が地元にも安心ですしね。
まとめ!空飛ぶ高級車には「時間がかかる」もの?
今回のF35の長期駐機については、「何してるの?」とモヤモヤする気持ちはわかります。
でも、
- 最新鋭ゆえの慎重さ
- 整備体制の限定
- 軍事機密による説明制限
という背景を考えると、時間がかかってしまうのも納得です。
そして何より、あのF35が近くで見られるって、ちょっとレア体験かもしれません。
飛び立つまで、少しだけ寛容に見守ってあげるのも大人の対応かもしれませんね。