SnowManの新曲がパクリ?元ジャニーズやK-POPとの酷似を検証

Snow Manの楽曲がパクリ!?
他のアーティストの楽曲に似ているという事をSNSでささやかれています。
X(旧Twitter)などであなたも目にしたことはありませんか?
まさかSnow Manの楽曲が?って思いますよね。
私もそう思いました。
振付けやメロディーなど、具体的な部分での類似性が指摘され、パクリ疑惑が浮上しています。
しかし、本当にSnow Manの楽曲はパクリなのでしょうか?それとも、単なる偶然の一致なのでしょうか?
ファンの間で大きな話題となっています。
今回は、Snow Manの疑惑のある以下の7曲を指摘されている楽曲と比較します。
- Snow Man「Crazy F-R-E-S-H Beat」とBIGBANG「FANTASTIC BABY」とPSY「江南スタイル」
- Snow Man「D.D.」とNCT U「The 7th Sense」
- Snow Man「ブラザービート」と北山宏光「乱心-RANSHIN-」
- Snow Man「JUICY」とSUPER EIGHT(関ジャニ∞)「YES」
- Snow Man「LOVE TRIGGER」とBTS「Dynamite」
- Snow Man「BREAK OUT」とNumber-i「BON」
- Snow Man「EMPIRE」とモーツァルトの名曲「交響曲第25番ト短調」
個人的な結論は、
よく見られる共通の特徴がそう感じさせるだけで、パクリと断定するには至りません。
楽曲の時系列から見て逆にパクられてる?と言うものもあります。
また、ファンの間ではパフォーマンスや楽曲自体受け入れられ高く評価されています。
この記事では、客観的な視点からこの問題を深く掘り下げていきます。
- Snow Man「Crazy F-R-E-S-H Beat」とBIGBANG「FANTASTIC BABY」とPSY「江南スタイル」
- Snow Man「D.D.」とNCT U「The 7th Sense」
- Snow Man「ブラザービート」と北山宏光「乱心-RANSHIN-」
- Snow Man「JUICY」とSUPER EIGHT(関ジャニ∞)「YES」
- Snow Man「LOVE TRIGGER」とBTS「Dynamite」
- Snow Man「BREAK OUT」とNumber-i「BON」
- Snow Man「EMPIRE」とモーツァルトの「交響曲第25番ト短調」をサンプリング
- SnowManのパクリ疑惑が頻発する背景
- まとめ!
Snow Man「Crazy F-R-E-S-H Beat」とBIGBANG「FANTASTIC BABY」とPSY「江南スタイル」

- Snow Man「Crazy F-R-E-S-H Beat」YouTube公開日:2020年1月16日(シングル「D.D.」のカップリング曲)
- BIGBANG「FANTASTIC BABY」MV公開日:2012年3月7日
- PSY「江南スタイル」発売日:2012年7月15日
それぞれの楽曲とも、アップテンポでダンスが激しく、振り付けが印象的です。
曲の構成やメロディーラインが似ていると指摘されています。
まずはそれぞれの楽曲を聞いてみましょう。
Snow Man「Crazy F-R-E-S-H Beat」
BIGBANG「FANTASTIC BABY」
PSY「江南スタイル」
Snow Man「Crazy F-R-E-S-H Beat」パクリ疑惑の指摘内容と考察
「Crazy F-R-E-S-H Beat」は、K-POPグループBIGBANG「FANTASTIC BABY」とPSY「江南スタイル」との曲の構成やメロディーラインが似ているとの指摘があります。
「Crazy F-R-E-S-H Beat」の監督が、以前NCT(K-POPグループ)の作品を手がけたことがある韓国人であるため、K-POPの影響を受けているのではないかと考えられています。
それぞれの楽曲は異なる時代背景やアーティストの個性を反映しており、単純なコピーではないと言えるでしょう。
Snow Man「D.D.」とNCT U「The 7th Sense」

- Snow Man「D.D.」MV公開日:2019年12月25日
- NCT U「The 7th Sense」MV公開日:2016年4月9日
両楽曲とも、スタイリッシュなMVが特徴であり、照明やセットのデザインが似ていると指摘されています。
まずは両楽曲を聞いてみましょう。
Snow Man「D.D.」
NCT U「The 7th Sense」
Snow Man「D.D.」パクリ疑惑の指摘内容と考察
「D.D.」は、Snow Manのデビューシングルであり、スタイリッシュなMVが話題となりました。
NCT Uの「The 7th Sense」も、独特な世界観を持ったMVが特徴です。
両MVの照明の使い方や映像の演出に類似点があると指摘されています。
どちらも、さらなる活躍が期待されるアイドルグループであり、最新のトレンドを取り入れたMV制作が行われています。
そのため、類似点が見られるのは偶然の一致と言えるかもしれません。
楽曲自体のメロディーやリズムは全く異なっており、MVの演出が似ているだけでパクリと断定するには無理があるとの意見もあります。
あくまでビジュアル面での類似性と言えるでしょう。
Snow Man「ブラザービート」と北山宏光「乱心-RANSHIN-」

- Snow Man「ブラザービート」の発売日:2022年3月30日
- 北山宏光「乱心-RANSHIN-」発売日:2024年1月31日
両楽曲は、サビ部分のメロディーが似ていると指摘されています。
まずは両楽曲を聞いてみましょう。
Snow Man「ブラザービート」
北山宏光「乱心-RANSHIN-」
Snow Man「ブラザービート」パクリ疑惑の指摘内容と考察
「ブラザービート」の出だしの「ナナナナナナナ~」が、北山宏光の「乱心-RANSHIN-」のサビ部分と非常に似ているとの指摘が一部で浮上しました。
北山宏光さんの前所属事務所がSnow Manと同じ事務所であったため、同じような音楽性の楽曲を作ることは珍しくないでしょう。
言われてみれば似ている気がしますが、楽曲全体で見ると、曲調や歌詞の内容は大きく異なり、偶然の一致の可能性も考えられます。
この楽曲に関しては時系列でみるとSnow Man「ブラザービート」が先に発表されています。
Snow Man「JUICY」とSUPER EIGHT(関ジャニ∞)「YES」

- Snow Man「JUICY」発売日:2022年9月21日(アルバム「Snow Labo. S2」の1曲)
- SUPER EIGHT(関ジャニ∞)「YES」発売日:2021年11月17日(アルバム「8BEAT」の1曲)
両楽曲とも、アップテンポでキャッチーな曲調であり、ファンキーな要素が強い点が共通しています。特に、サビの部分のメロディーやリズムが似ていると指摘されています。
まずは両楽曲を聞いてみましょう。
Snow Man「JUICY」
SUPER EIGHT(関ジャニ∞)「YES」
Snow Man「JUICY」パクリ疑惑の指摘内容と考察
「JUICY」はファンクやディスコを基調とした楽曲で、ノリの良いリズムとキャッチーなメロディーが特徴です。
「YES」もアップテンポなナンバーです。
これらの曲の構成や雰囲気が酷似していると指摘されています。
どちらも同じ事務所所属のグループであり、同じような音楽性の楽曲を作ることは珍しくありません。
FunkやDisco系といったジャンルが共通しているため、似ていると感じられることが多いようです。
曲調や歌詞の内容は異なり、あくまでジャンル的な共通性と言えるでしょう。
ちなみに、SUPER EIGHT(関ジャニ∞)の「YES」のほか、w-inds.の「strip」、SMAPの「Let’s go to 週末ヘヴン」など、複数の楽曲に似ていると指摘されています。
Snow Man「LOVE TRIGGER」とBTS「Dynamite」

- Snow Man「LOVE TRIGGER」発売日:2024年2月14日
- BTS「Dynamite」発売日:2020年8月21日
両楽曲とも、スタイリッシュなMVが特徴であり、曲の最初の部分がほぼ同じであると指摘されています。
まずは両楽曲を聞いてみましょう。
Snow Man「LOVE TRIGGER」
BTS「Dynamite」
Snow Man「LOVE TRIGGER」パクリ疑惑の指摘内容と考察
両曲とも、聴いていると楽しくなるような曲調ですが、冒頭部分におけるメロディーラインが類似しているとの指摘です。
「You are my LOVE TRIGGER」と「So I’ma light it up like dynamite」という歌詞のメロディーパターンが似ています。
Snow Man「LOVE TRIGGER」とBTS「Dynamite」の曲調を比較すると、どちらもアップテンポでキャッチーな曲調であることがわかります。
この類似性に対する反応は、両グループのファン間で大きく分かれています。
一部のBTSファンは、Snow Manが意図的に「Dynamite」を参考にしているのではないかと疑い、強い不満を表明しています。
一方、Snow Manファンは、音楽には似通った部分が生じることもあると反論し、過剰な反応を批判しています。
この論争は、両グループのファン間で以前から存在していた対立を再燃させる形となりました。
2020年に、BTSがビルボード1位になったニュースを見た阿部亮平さんが、「Snow Manもあそこまで行けると思っています」と発言したことが、BTSファンを激怒させ、両グループのファン間の溝を深めた過去があります。
Snow Man「BREAK OUT」とNumber-i「BON」

- Snow Manの「BREAK OUT」MV公開日:2024年6月19日
- Number-iの「BON」MV公開日:2024年5月27日
両楽曲とも、スタイリッシュなビジュアルと力強いパフォーマンスが特徴です。
特に、MVの雰囲気や一部の振付けに共通点が見られると指摘されています。
まずは両楽曲を聞いてみましょう。
Snow Man「BREAK OUT」
Number-i「BON」
Snow Man「BREAK OUT」パクリ疑惑の指摘内容と考察
「BREAK OUT」がNumber-iの「BON」を模倣しているのではないかという疑惑がSNSで浮上しました。特に映像表現や振り付けに似た部分があると指摘されています。
両楽曲の振付を担当している振付師が、いずれもRIEHATAさんのチームに所属していることから、スタイルに類似性が生じた可能性が考えられます。
しかし、制作スケジュールから逆算すると、Snow Manの「BREAK OUT」が「BON」を参考にする時間的余裕はなく、単純にパクリと断定することは難しいでしょう。
Snow Man「EMPIRE」とモーツァルトの「交響曲第25番ト短調」をサンプリング

- Snow Man「EMPIRE」の公開日:2024年8月19日
- モーツァルト「交響曲第25番ト短調」作曲日:1773年10月5日
クラシックの荘厳な雰囲気を取り入れたことで、現代的なダンスビートとサウンドが融合したスタイリッシュな楽曲に仕上がっています。
「EMPIRE」のイントロ部分に、モーツァルトの「交響曲第25番」のメロディーが使われているという指摘がされています。
まずは両楽曲を聞いてみましょう。
Snow Man「EMPIRE」
モーツァルト「交響曲第25番ト短調」
Snow Man「EMPIRE」パクリ疑惑の指摘内容と考察
「EMPIRE」は、モーツァルトの「交響曲第25番」を大胆にサンプリングしている点が特徴的です。
しかし、原曲をパクっているのではないかと指摘されています。
サンプリングとは、既存の楽曲の一部を抽出し、それを新たな楽曲として再構築する手法です。
既存の楽曲を真似することを示すパクリとは違い、サンプリングは既存の音そのものを使います。
サンプリングは原曲に対するオマージュであり、パクリとは異なります。
クラシック音楽の要素を現代的な音楽に取り入れることは、多くのアーティストが行っている手法です。
ちなみに、クラッシック音楽の著作権の保護期間は、国や条約によって異なる場合があり複雑です。
モーツァルトは1791年12月5日逝去されており、作曲家の死後70年が経過すれば、原則として著作権は消滅します。
そして、Snow Man「EMPIRE」が収録されたアルバム「RAYS」は2024年10月30日に発売されました。
Snow Man「EMPIRE」が収録されたアルバム「RAYS(通常盤/CD)」はこちら。
Snow Man「EMPIRE」が収録されたアルバム「RAYS(初回盤A/CD+Blu-ray)」はこちら。
Snow Man「EMPIRE」が収録されたアルバム「RAYS(初回盤B/CD+Blu-ray)」はこちら。
Snow Man「EMPIRE」が収録されたアルバム「RAYS(初回盤A+初回盤B+通常盤)」はこちら。
Snow Man「RAYS」がなんと!
発売3日目で100万枚を突破しました。
SnowManの中では最速ミリオンで、初日に82.4万枚を売り上げ、2日目に12.8万枚、3日目に5.5万枚という記録を達成しました。
SnowManのパクリ疑惑が頻発する背景
SnowManに限らず、多くのアーティストがパクリ疑惑に晒される背景には、以下の要因が考えられます。
- 音楽業界の競争激化: 多くのアーティストが活動しており、オリジナリティを追求することが難しくなっている。
- SNSの発達: SNSの普及により、音楽に関する情報が瞬時に拡散され、比較検討が容易になった。
- 視聴者の音楽知識の向上: 音楽ファンは、より多くの音楽に触れる機会が増え、様々な音楽との比較を行うようになった。
SnowManを客観的な視点からの分析
これらの情報を総合的に判断すると、SnowManのパクリ疑惑は、必ずしも根拠のあるものではない可能性が高いと考えられます。
音楽は、様々な要素が複雑に絡み合って生まれるものであり、一見似ているように見えても、偶然の一致や異なる要素が組み合わさった結果である場合が多いです。
また、パクリ疑惑を声高に主張する意見の中には、特定のアーティストやグループを貶める意図が含まれている可能性も否定できません。
それぞれのグループのファンは、自分たちの推しているグループを擁護したいという気持ちから、過剰な反応をしてしまうことがあります。
Snow Manの楽曲が他のアーティストの楽曲を完全にコピーしているとは言い切れません。
むしろ、様々な音楽からの影響を受けながら、Snow Man独自のスタイルを確立しようとしていると言えるでしょう。
重要なのは、それぞれの楽曲の個性や魅力を客観的に評価することです。
類似点だけでなく、相違点にも注目することで、より深い音楽鑑賞を楽しむことができるでしょう。
まとめ!
SnowManのパクリ疑惑は、音楽業界における複雑な問題の一端を垣間見せるものです。
これらの意見を総合すると、以下の点が挙げられます。
- 音楽業界では、類似性が指摘されることはよくあることである
- パクリかどうかを判断するのは非常に難しい
- ファンは、それぞれのグループの個性を尊重し、多様な音楽を楽しんでほしい
パクリかどうかを判断する上で重要なポイント
- 楽曲の構成要素(メロディー、リズム、コード進行など)がどれだけ一致しているか
- 楽曲の雰囲気やコンセプトがどれだけ似ているか
- 制作過程での情報共有や影響関係があるか
今回のケースでは、
- 振付師や作曲家が共通しているケースがある
- 特定のジャンルに属する楽曲であるため、類似性が生まれやすい
- 制作期間や情報共有の状況から、意図的なパクリである可能性は低い
といった点が考えられます。
結論として、
今回挙げられた楽曲の類似性については、意図的なパクリではなく、偶然の一致や、特定のジャンルに属する楽曲であるため類似性が生まれやすいといった可能性が高いと考えられます。
しかし、音楽業界において、パクリに関する判断は非常に難しく、最終的な結論は個人の解釈に委ねられる部分も大きいと言えるでしょう。
ファンは、これらの情報を冷静に分析し、それぞれのアーティストを応援していくことが大切です。

