中国で物議!SnowMan公開停止は話題作りの理由6選?過去の不祥事も解説
なぜ削除になったの!?
Snow Manの「KATANA」のティーザー映像が、公開からわずか1日で急遽削除されるという事態が発生しました。
その原因は、映像中に登場したある人物の名前。
中国で大きな反発を呼び、Snow Manだけでなく、エンターテイメント業界全体に大きな波紋を広げています。
一体、何が起きたのか?
なぜ、この映像はこれほどまでに大きな炎上を招いたのでしょうか。
この記事では、Snow Manのティーザー映像削除事件の全容を紐解き、その背景にある歴史認識の違い、そして今後のエンターテイメント業界に与える影響について深く掘り下げていきます。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
- なぜSnow Manのティーザー映像が削除されたのか
- 岡村寧次とは何者なのか?
- なぜ中国でこれほどまでに大きな反発が起こったのか?
- この事件がエンターテイメント業界に与える影響
- 歴史認識の違いが国際的な問題に発展する可能性
Snow Manファンはもちろん、歴史に興味のある方、そしてエンターテイメント業界の動向に関心のある方必見です。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
Snow Manの「songs on RAYS」ティーザー映像「KATANA」が削除された理由
2024年10月16日にSnow Manの公式YouTubeチャンネルで公開されたティーザー映像「songs on RAYS」は、公開からわずか1日で削除されました。
問題となったのは、新曲「KATANA」の映像中に登場した刀のシーンです。
この刀には「岡村寧次」という名前が刻まれており、それが中国のファンから「歴史的配慮に欠ける」として大きな批判を受けました。
なぜ中国は「岡村寧次」という名前で炎上になったのか
- 歴史的背景: 岡村寧次は、中国において侵略の象徴的な存在として認識されています。特に南京大虐殺に関与したとされており、その名前は中国の人々にとって深い傷を伴うものです。
- 中国ファンの反応: 中国のSNSでは、この映像に対し強い憤りと失望の声が上がり、謝罪を求める声が多数寄せられました。Snow Manは中国でも高い人気を誇っていたため、この事件は多くのファンを裏切る形となりました。
- 歴史認識の違い: 日本と中国の間には、歴史認識に関する深い溝が存在します。特に第二次世界大戦中の出来事については、両国間で異なる解釈がなされており、この事件はそうした歴史認識の違いが浮き彫りになったと言えるでしょう。
岡村寧次は、日本の軍人であり、第二次世界大戦中に中国で活動していた人物です。
彼の名前が刻まれた刀が映像に登場したことが、中国のSNSを中心に多くの批判を呼び起こし、謝罪を求める声が広がりました。
この事態を受け、所属レーベルであるMENT RECORDINGは10月17日に「公開前の確認が不十分であった」として、日本語と中国語で公式に謝罪文を発表し、映像を削除しました。
映像削除の原因となった岡村寧次とは?
岡村寧次は、大正から昭和にかけて日本陸軍で活躍した軍人で、第二次世界大戦中には中国での作戦に関わっていました。
彼は「支那派遣軍総司令官」などを務め、戦争中の中国においてさまざまな作戦を指揮した人物です。
特に南京大虐殺に関与したとされることから、中国の人々にとっては侵略戦争の象徴的な存在の一つとして記憶されています。
ただし、彼の評価は日本と中国で大きく異なり、多くの中国人にとっては決して忘れることのできない「侵略者」というイメージが強く残っています。
なぜ複雑な問題なのか?
- 立場による評価の相違: 日本人、中国人、そして歴史学者など、立場によって岡村氏への評価は大きく異なります。
- 歴史的文脈: 日中戦争という複雑な歴史的背景の中で、岡村氏が果たした役割を単一の視点で捉えることは困難です。
- 行為の多面性: 岡村氏は、武漢攻略のような軍事行動に加え、軍紀の維持や戦後の処理など、様々な側面を持っていました。
岡村寧次氏の評価を巡る様々な視点
- 侵略者としての側面:
- 日中戦争において、中国への侵略を指揮したことは事実です。
- 武漢攻略など、数々の軍事作戦を遂行し、中国に大きな被害を与えました。
- 軍人としての側面:
- 軍事的な才能に優れ、武漢攻略など数々の戦役を指揮しました。
- 北支那方面軍司令官時代には、「焼く、犯す、殺す、奪う」という四悪の禁止を徹底し、軍紀の回復に努めました。
- 複雑な人物像:
- 中国に深く関心を持ちながらも、戦争を指揮したという複雑な一面を持っています。
- 終戦後には、中国に残留し、敗戦処理に尽力しました。
なぜ単純な善悪で判断できないのか?
- 歴史の複雑さ: 歴史は常に多面的であり、一つの出来事を単純な善悪で判断することは困難です。
- 主観と客観: 歴史認識は、個人の価値観や立場によって大きく左右されます。
- 情報源の多様性: 歴史に関する情報は多岐にわたり、一つの情報源に頼るだけでは不十分です。
岡村寧次氏は、歴史上の人物であり、その評価は多面的です。
単純に「侵略者」と断定するのではなく、彼の行動や思想を多角的に捉え、歴史的文脈の中で理解する必要があります。
今回の問題が与えた影響
- Snow Manへの影響: Snow Manのグループイメージに大きな傷がつき、中国での活動に大きな影響が出る可能性があります。
- エンターテイメント業界への影響: エンターテイメント作品における歴史認識の重要性が改めて認識される契機となりました。今後は、歴史的な事実に基づいた作品を作る際には、より慎重な姿勢が求められることになるでしょう。
- 日中関係への影響: この事件は、日中関係に新たな亀裂をもたらす可能性も指摘されています。両国間の相互理解を深めるためには、歴史問題に対する真摯な取り組みが不可欠です。
今後の課題
- 歴史教育の重要性: 歴史教育の重要性が改めて認識されました。特に、若い世代に対して、歴史的事実を正しく理解し、多様な視点から歴史を捉えることができるような教育が求められます。
- 国際的な視点: エンターテイメント作品は、国境を越えて多くの人々に楽しんでもらうものです。そのため、作品を作る際には、国際的な視点を持つことが重要です。
- 対話の重要性: 日本と中国の間には、歴史認識に関する深い溝が存在します。しかし、対話を通じて相互理解を深める努力を続けることが大切です。
映像の素材がなぜ「岡村寧次の刀」だったのか?
この映像に対して、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交っています。
- 意図的な選定か?:なぜ数ある刀の中から「岡村寧次の刀」を選んだのか、その意図は不明です。悪意ある人物が故意に選んだのではないかという声も上がっています。
- 歴史的知識の不足か?:制作スタッフが歴史的背景を十分に理解していなかった可能性も指摘されています。
- 確認不足か?:レコード会社は「公開前の確認が不十分であった」と謝罪していますが、なぜこのような問題が起きたのか、具体的な原因は明らかになっていません。
問題となった刀の背景
- 映像に映し出された刀には「昭和十五年 岡村寧次」と刻まれており、このシーンが特に問題視されました。中国のメディアでは、岡村寧次が終戦直後に中国に降伏した際、軍刀を中国側に渡したと報じられた過去があり、これを象徴する模造刀が多数作られているとされています。
- 映像で使われた刀も、中国製の模造刀とみられ、刻まれている文字が中国語の簡体字表記であったことから、中国市場向けに作られたものと考えられています。
スタッフの意図的な可能性が高い理由6選!
今回の映像に使われた素材が偶然なのか、または意図的に故意に使用したのかはわかりませんが、意図的な可能性について考察してみます。
今回の問題点は何度も記述した、映像に使用された刀に「昭和十五年 岡村寧次」と刻まれていたこと。
なぜ意図的なのか?について6つの理由。
- 映像に刀を使用するとして日本刀の歴史の中で名刀はたくさんあるなか、わざわざ「昭和十五年 岡村寧次」と刻まれた刀を使用した。
- 映像素材を使用するとして刻まれた文字について、岡村寧次については調べないのか?
- 映像に使用された刀が写ったのはわずかな時間。映像の文字が少し粗いのに中国のWeibo利用者の反応が早すぎる。
- SnowManが中国への進出に力を入れている状況で、中国の反感を買うことをするのだろうか?
- 映像作成を外注に出していたとして、完成後に誰もチェックしていないの?チェックした人は「刀に刻まれた文字は何?」とならないのか?
- 近年コンプライアンスが厳しい中で人気アイドルグループの所属会社の管理が雑すぎる。
スタッフの意図的な理由は陰謀論なのか?
無名のまだ売れていないアーティストならまだしも、SnowManは大人気アイドルグループです。
映像作成から配信までスタッフ一人が行っているのは考えられないですよね。
配信までたくさんの大人が映像に目を通していて誰も疑問を持たないことが不思議です。
SnowManに注目を集めるため話題作りの意図的な炎上と思うとしっくりくるのは私だけでしょうか?
「KATANA」の映像が引き起こした問題とファンの反応
- 日本国内外のSNS上では、制作スタッフの意図に対して様々な意見が飛び交っています。
- 「なぜあえてこの刀を使用したのか」
- 「意図的に炎上を狙ったのではないか」
- 「歴史的に配慮が足りない」
- 「中国のファンにとってセンシティブな問題であることを制作側が軽視した」として、スタッフのチェック体制の甘さを指摘する声もありました。
今回の問題の焦点となったのは、「KATANA」の映像で、岡村寧次の名前が刀に刻まれているシーンです。
このシーンが「歴史的配慮に欠ける」として、中国のSNS、特にWeiboで大きな反発が起こりました。
中国のファンからは、「歴史的にセンシティブな人物の名前をアイドルのプロモーションに使うのは非常識だ」との声が上がり、謝罪を要求する投稿が相次ぎました。
こうした事態を受け、MENT RECORDINGは「歴史的事象に対する配慮が欠けていた」として公式に謝罪し、「不快な思いをされた方々に深くお詫び申し上げます」とコメントを発表。
問題の映像は公開停止となり、該当の部分を修正したうえで再度公開する方針を示しています。
スノーマンの不祥事メンバーと過去のスキャンダル6件について
2020年にメジャーデビューを果たし、多くのファンに愛され、当時のジャニーズ事務所の副社長だった滝沢秀明氏が特に推していたことで話題にもなったSnowMan。
しかし、その人気の裏で、メンバーに関連する不祥事やスキャンダルが取り沙汰されています。
SnowManの過去の不祥事について詳しく見ていきましょう。
スノーマン不祥事メンバーは誰?スキャンダル一覧
不祥事やスキャンダルで注目を浴びたSnowManのメンバーは以下の4人です。
- 岩本照
- 佐久間大介
- ラウール
- 渡辺翔太
スノーマンの不祥事①:岩本照さんの暴行事件
SnowManのリーダーである岩本照さんは、ジャニーズJr.時代に暴行事件を起こしました。
- 事件の概要: 2013年11月14日、JR池袋駅のホームで、岩本がファンの「みさ」と口論となり、彼女に怪我を負わせたというものです。「みさ」は右眼窩底骨折の重傷を負いましたが、その場で警察には届けず、後に親がジャニーズ事務所に報告したことで事件が表面化。
- 影響: 岩本はその後、謹慎処分となり、年末年始の2013年から2014年にかけての大晦日に予定されていた出演予定だったジャニーズカウントダウンコンサートの出演を辞退することに。
スノーマンの不祥事②:岩本照さんの未成年者とのラブホ合コン
岩本照さんのスキャンダルは暴行事件だけに留まりません。未成年者との問題もありました。
- 事件の概要: 2017年11月、岩本さんは男性5人と女性5人(その中に未成年者も含まれていた)でラブホテルでの合コンに参加していたことが、2020年3月に「フライデー」に報道されました。報道が出た際、岩本も参加を認めました。
- 影響: 当時の滝沢秀明副社長が激怒し、岩本さんは2020年3月から7月1日まで活動を自粛しました。
報道をされたのが2020年3月で、3年前の出来事をフライデーにリークをしたのは誰か?と騒然となりました。
その犯人が「みほ」という女性でした。
「みほ」という女性のインスタライブ中に「フライデーにネタを売ったんですか?」というコメントに対して「作戦大成功!」と発言。
そのことから、「みほ」という女性がネタをフライデーに売ったとファンの間で話題になりました。
しかも、「みほ」という女性はSnowManのメンバーである渡辺翔太の元彼女という噂もあります。
もしメンバー繋がりなら、ラブホ合コンは事実だということになりますね。
スノーマンの不祥事③:佐久間大介さんのLINE画像流出
SnowManのムードメーカー、佐久間大介さんも過去にスキャンダルがありました。
- 事件の概要: 2016年9月、佐久間さんのLINEトーク画面と女性との2ショット写真がネットに流出しました。その画像からは、親密な関係が伺えます。また、LINEのトーク内容には「襲うまがいのことをしてしまった!」といった不適切な発言もあり、佐久間さんの人間性が疑問視されました。
スノーマンの不祥事④:佐久間大介さんの原爆Tシャツ
佐久間さんのスキャンダルには、ファッションに関する問題もあります。
- 事件の概要: 2018年7月、佐久間さんがナガスパの企画に参加した際に着ていたTシャツが、原爆のキノコ雲を連想させるデザインだとして話題に。過去に韓国のBTSのメンバーも同様のTシャツで問題となったため、注目を集めましたが、大きな騒動にはなりませんでした。
スノーマンの不祥事⑤:ラウールの失言
グループの最年少メンバーであるラウールは、言動に関しても度々話題になっています。
- 事件の概要: SnowManのライバルグループであるSixTONESに関連する発言で、ラウールが「それ嫌ですね」と発言したことが問題視されました。これがSixTONESを批判していると受け取られ、ファンの間で物議を醸しました。
“SnowManが語るSixTONES”という企画で、SnoManがSixTONESの良い所を話すシーンで、阿部亮平さんや佐久間大介さんは「SixTONESはファン心理を抑えているから、キャーポイントを作るのが上手い」と褒めています。
ですが、スタッフが「SnowManはどうやってキャーポイントを作ってるんですか?」と質問をした際に、ラウールさんが「それ嫌ですね。心から楽しませようとしたら楽しんでくれたってwin-winな関係でいたい」と発言。
スノーマンの不祥事⑥:渡辺翔太さんの電話LINE流出
渡辺翔太さんも、個人的なやり取りが流出したことで注目を浴びました。
- 事件の概要: 渡辺の元カノとされる「みほ」という女性が、渡辺とのLINEや電話の内容をSNSに投稿。これにより、彼のプライベートが世間に晒される形となりました。
先ほども出てきた「みほ」という女性は、渡辺翔太さんの元カノで同棲説もあった女性で、信憑性が高く大きな話題になりました。
スノーマンのスキャンダルが発覚した際のネットの反応
スノーマンの不祥事は、ファンやネット上でも大きな話題となりました。
- ファンの声: 「不祥事だけはもうやめてほしい」「他のメンバーが謝罪している姿を見て辛い」という声もあり、ファンからはスノーマンのメンバーへの複雑な感情が伺えました。
- 批判の声: 他のジャニーズグループのファンからは、「なぜスキャンダルがあったのにデビューできたのか」という批判の声も多く上がりました。
SnowManの不祥事について振り返ると、暴行事件や未成年者との関わり、LINE画像の流出など様々な問題があったことが分かりました。
デビューから現在まで、様々な困難を乗り越えてきた彼らですが、これからはより一層の自覚を持ち、ファンの期待に応えていく姿を見せてほしいものです。
アイドルは歌やダンスだけでなく、立ち振る舞いや発言も注目される存在です。
これからも、SnowManがポジティブな面で注目され続けることを期待しています。
まとめ
Snow Manの「songs on RAYS」ティーザー映像の削除事件は、歴史認識の違いがエンターテイメント業界に与える影響の大きさを改めて浮き彫りにしました。
岡村寧次という歴史上の人物が持つ意味合いは、日中両国で大きく異なり、その名前を安易に作品に取り入れることの危険性を示しています。
今回の問題は、エンターテイメント業界における歴史認識の重要性を再認識させるとともに、日中関係における歴史問題の複雑さを浮き彫りにしました。
歴史教育の重要性、国際的な視点を持つことの大切さ、そして対話の重要性など、今後の課題は山積しています。
エンターテイメント作品は、人々に喜びや感動を与えるだけでなく、社会に大きな影響を与える可能性も秘めています。
歴史を題材にする際には、より深く歴史を学び、多様な視点から物事を捉えることが求められます。
そして、国際的な視点を持って、多くの人々に配慮した作品作りを進めていくことが重要です。
今回の事件を教訓とし、エンターテイメント業界全体が歴史認識に対する意識を高め、より責任ある作品作りに取り組んでいくことが期待されます。